2014年12月19日 (金)

発掘

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PUがダイレクトマウントされている物の多くは、
高さ調整の為にウレタン材等でクッションが入っています。
所謂オールドと呼ばれている物は、
そのクッションが経年劣化によって軟化、
或いは硬化を起こしPUと癒着してしまっている物も多いです。

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Photo_3 ドロドロとカチコチのハーモニー


こういった状態の場合、
単純に高さの調整が出来ない事以外にも、
PU自体の破損へも繋がる可能性がある為、
なるべく早く対処する事が望ましいです。

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コイルに溶けたウレタン等が付着してしまうと、
コーティングのエナメルを溶かしてしまう恐れがある為、
特に念入りにチェックします。

Photo_5 ※PUカバーは現行品へ交換

背面の製造年月日を消さないように丁寧に除去し、
切れ掛かっていた配線材の根元等も修正して完了です。
最初の状態と比べて綺麗で安心感がある状態になりました。


大久保

2014年12月18日 (木)

ミュート

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「ブリッジとテールピース間の弦が共振してしまい音を拾ってしまう。」
ということでこちらを作成致しました。

マグネティックピックアップで音を出力する楽器になりますので、
アンプを通してしまうと気にならないのですが、
コンタクトマイクも使用しているとの事で、
ミュート時に音をどうしても拾ってしまうとのご相談でした。

一番簡単に解決させる方法としては、
ボディと弦の間に厚いスポンジを挟んであげるのが手っ取り早いですね。

しかし今回は弦交換の際などいちいちセットし直さなくてもいいようになれば・・・
とのご要望を頂きました。

出来るだけ本体に加工をしないで出来ないかをテーマに試行錯誤をし、
こういった形に収まりました。

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木材を削りだし、ブリッジ台座の溝に挟み込み、
その上にスポンジウレタンを乗せた簡単かつ無改造で取り付け可能なパーツになりました。

西山

2014年12月17日 (水)

PM-120 GK-Mod

Pm120gkmod
PM-120 GK-Mod 製作時期2005年~

Ibanez PM-120にGK-3を取り付けたモデルです。
ソリッドボディーのものと比べると、不思議とシンプルにまとまっています。

ボディにザグリを入れる必要は無いのですが、
GKの配線をサウンドホールから見えないようにかつ、
綺麗に仕上げるのに難儀した記憶があります・・・(笑)。

デバイデットPUはボディーにネジ止めするのではなく、
ブリッジにステイを作成して取り付けてあります。

額田

2014年12月16日 (火)

懐かしい!!その2

Wsr1
またしても懐かしいWSRが池袋にあったころの作業場です。
当時は2人体制で作業を進めていたんですよね・・・。

2000年の9月~2005年の12月まで5年間しか池袋にはいなかったのですが、
作業スペースとしては今よりも広かったですかね?

額田

2014年12月15日 (月)

リプレイスメントパーツのススメ!第33回「Rotating Elliptical End Pin」


みなさんこんにちは

今回は久しぶりに、
ストラップピン部分の
リプレイスメントパーツを
ご紹介させて頂きます。

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こちらはPlanetWavesよりラインナップされている、
「Rotating Elliptical End Pin」というパーツになります。

ストラップが外れにくくするパーツなのですが、
所謂ロックピンと呼ばれるタイプの物や、
ラバーやプラスチック製のストラップロックとは
違った使用感となっております。

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こちらがそのパーツになります。
見ての通りちょっと変わった構造をしていますね。
ビスがボディに入る長さは先端部分まで計って約16mm、
ネジヤマ部分の外形は約4.15mmです。
元々の楽器の仕様によっては拡張が必要な程度の太さですね。

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一般的なエンドピン&ストラップ

このような向きで取り付けます。

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交換後

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このストラップピンではパーツ上部を捻ると90度ずつ回転し、
「X」字状になることでストラップが外れにくい
状態を作り出しています。
パーツ上部とピン本体に突起と凹みが付いており、
カチッと固定されるので演奏中には「X」字が
戻ってしまう事が無いようになっております。
ストラップ取り外すときは同じようにパーツ上部を捻って
元の状態にすることで外しやすくなります。

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ちょっと地味に思えるかもしれませんが、
冒頭でも触れた様に各タイプに特徴がありますので、
非常にざっくりですが、今回のパーツと下記に比べてみます。

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ロックピン

・外れにくさ                非常に強い
・楽器本体への加工の必要性     必要な物もある
・ストラップへの加工の必要性     必要な物もある

・メリット
適正な取り扱いをしている事が前提ですが、
外れにくさには非常に信頼性があり、
パーツ自体も頑丈な物が多いです。
一度加工してしまえばストラップの取付・取外しも
ワンタッチで手早く行うことが出来るのも魅力です。

・デメリット
モデルにもよりますが通常のストラップと比べ、
楽器を持ったときの距離感が変わる事があります。
また、金属のパーツ同士で接合する物が多い為、
動いた際にパーツ同士がぶつかったり擦れる音が、
楽器の構造によってはピックアップが拾ってしまう事があります。

8 ストラップロックタイプ

・外れにくさ                 非常に強い
・楽器本体への加工の必要性      不要
・ストラップへの加工の必要性      不要
   
・メリット
基本的に一切の加工が必要なく取付ける事が出来、
外れにくさも強いです。
価格も安く、手軽に使用する事が出来ます。

・デメリット

ストラップが厚すぎる物に無理やり使用しているといった理由で、
強く押さえつけられている様な状態で使用していると、
ストラップロック自体が破損したり、
ストラップピン・ビス自体にも常に力が加わってしまうため、
本体やビス穴にダメージが加わる事があります。

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「Rotating Elliptical End Pin」

・外れにくさ                  通常のタイプと比べ強い
・楽器本体への加工の必要性       必要な物もある
・ストラップへの加工の必要性           不要

・メリット
ストラップが回転した際に不要な摩擦を感じない事や、
ストラップの厚みも多くの物に対応出来る為、
一般的なストラップピンと殆ど同じ使用感のまま、
外れにくさだけを強化できます。

・デメリット
固定したり押さえつけたりしている訳ではない為、
ホールド力・外れにくさという点ではロックピンや
ストラップロックのようなタイプと比べると劣ります。


いかがでしょうか?


今回の「Rotating Elliptical End Pin」に関しては、
・使用感がなるべく通常のタイプと近い物が良い
・完全にストラップが固定されるまでの外れづらさは必要ない。
という方にお勧めです。


最後に、いずれの物も正しく無理の無い使い方をする事と、
ストラップ側も消耗してきたら交換するのは基本です。
ストラップは演奏性にも関わるのはもちろんの事、
大切な楽器を自分と共に支えてくれると重要な部分です。
一人一人に合った使い方・重視したい点を考慮して選択する事で、
楽器とより良い付き合い方が出来ると思います。


大久保

2014年12月12日 (金)

ファンドフレット

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お客様より調整でお預かりさせて頂いた、
Dingwallの4弦ベースです。
こちらは近年注目が高まってきている、
ファンドフレットが採用されています。

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各弦毎に適したスケールを用いることで、
音程・ピッチ感やテンション感の
バランスが整えられています。
一見弾き辛そうにも見えますが、
実際に演奏してみると思っているよりも、
所謂通常のベースとの感覚にズレ無く
弾ける事が分かると思います。

丁度今月号のベースマガジンにて(2014年12月号)
ファンドフレットについての特集が組まれています。
興味がある方は参考にしてみてはいかがでしょうか。

大久保

2014年12月11日 (木)

シール剥がし

Img_0814_3 以前にもこちらでご紹介しておりますが、
Lizard Spit/VIP (Vintage Instrument Polish)です。

汚れはもちろんタバコのヤニも除去してくれ、
名前の通りヴィンテージの楽器に使用できますという優れものなのですが、
実はシールはがしにも使えるんです。
中途半端に剥がれてしまい綺麗にしたいけど、
のりが残ってしまい上手くいかない時って有りませんか?

そんなときはこちらを使ってみるといいかも知れません。
もちろん状態によってはあまり綺麗にならないときもございますが、
(のりが古くなりすぎて太刀打ちできないときも・・・)
かなり綺麗に落とすことが出来ます。

こつはケチらずたっぷり使うことです。
たっぷりつけてポリッシュの効果と水分でのりが柔らかくなり、
みるみる落ちていきます。

クラックが入ってしまっているものや、
もともとの塗装面が薄いラッカーにはこういった方法であまりゴシゴシやりすぎると、
塗装面自体を傷つけてしまう恐れがあるので、
お勧めは出来ませんが、
ポリエステル塗装など比較的塗装面が厚くなっている楽器にはかなり効果が有ります。

一度目立たないところで試してみてください。

西山

2014年12月10日 (水)

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工房の木工室を片付けていたら、
Ultimate Jを作ったときの型が出てきました!!!

・・・ということは、また作ろうと思えば、作れるということですね・・・。

http://ikebe.lekumo.biz/wsr/2012/11/wsr35the-ultima-2b69.html

額田

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